及川光博ワンマンショーツアー 2001〜2002

「禁猟区〜サンクチュアリ〜」

at 群馬県民会館 on 2001.12.21(4公演目)

 

〜ハプニングがもたらした「不真面目な女神」♪〜

 

 

<セットリスト>

M1:Crazy A Go Go!! 

M2:三日月姫 

M3:その術を僕は知らない 

M4:名器 

M5:SEXの意味・意味のないSEX 

M6:若さのカタルシス 

M7:君の中へ 

M8:solution 

M9:モラリティー 

10:サンクチュアリ 

11:天使のうた 

12:求めすぎてる?僕。

EC1:今夜、桃色クラブで。 

EC2:ミス・アバンチュール 

EC3:S.D.R.

WEC1:ココロノヤミ 

WEC2:バラ色の人生

<バックバンド 「O.K. Death」>

Key:吉村龍太 G:原田喧太 B:宗秀治 Dr:阿部薫 Cho:広田由佳

 

<ダンサー 「本気(マジ)っす」>

福永敬洋 構井晃道

 

 

1.はじめに

 

アルバム「聖域〜サンクチュアリ〜」を引っさげてのツアー(と思っていたが、そこまでいかないかもと思う)。ミッチーツアーは、早いもので、「誰にも言っちゃダメだよ…。」ツアーから、1年が経っている。去年の東京国際フォーラムで行われた前回ツアーファイナルから、ぴったり1年後に群馬で生ミッチー。このレポートを書くまで、ぴったり1年という事に気がつかなかったが…(個人的にちょっと驚いた)。365日ぶりの生ミッチーと思ったが、正確に言うと、去年はクリスマスパーティーにも参加していたので、362日ぶりという事になる。私個人の今ツアーのスタートは、何故か群馬。群馬の友人が、ミッチーが群馬に来たら一度行ってみたいと言っていたので、一緒に行く事にした。初日の、三郷公演は、チケットを取れなかったし(別のコンサートに行ったし)。今回、eチケットで取った席が良かった。ベイベー歴5年になるが、どうも、ミッチーに関しての席運が薄いらしく、なかなか前の席のチケットが当たらない。今回は都心部ではないという事もあってだろうが、席運良好。初めての4列目。過去に武道館でもあったが、普通のホールと武道館では距離が違う。実質的には、3列目になる席。席に着いて、「おおお!!近い!!」と、小躍り。気になるのは、友人の反応。果たして蓋を開けるとどうなんだろう?ついて来れるのか、そこが気になるところ。

 

当日は、休みを取りたかったが、会議の為、仕方なく午前中出社(半給制度が無いので、仕事しても有給扱い)。こんな日に限って、仕事が立て込む。なんとかやりくりし、友人住まいのある最寄駅まで向かう。とにかく、12時前後は、走って走って走った時間。雪の天気予報に冷や冷やしながらも、雪に遭遇せずに、群馬着。友人と合流し、車で前橋に向かう。おいしいカレー屋にてカレーを食し、ちょっと買い物をして、会場へ。少し早目に到着したので、駐車場で少し時間をつぶし、会場のエントランスに向かう。エントランスには、多数とは言えないが本日参加のベイベー達が。時間も有るので、「愛と哲学の小部屋」の用紙に記入。そういえば、何故、「恋」から「愛」に変わったのだろう?eチケットなので、並ばずに入れると思っていたら、どうも同じ列に並んでくれという事で、eチケのメリット全く無し(苦笑)。場内に入り、席を確認してから、グッズ売り場散策。フィギアも気になるところであったが、顔がイマイチ…。とりあえず、パンフレットと可憐だ(カレンダー)を購入。

 

開演時間も迫ってきたので、席に戻る。こんなにステージが近いのは初めてなので、楽しみは募る。客席を見ると、これまた、私自身、ミッチーでは初体験の、空き具合。平日という事もあり、来にくいのだろう。群馬には…。ミッチーにとっての初群馬は、満員スタートではなかった。

 

 

2.本編

 

開演予定時間を10分ほど押して、18:40頃開演。ミッチーの声が、暗い場内に響く。オープニングは、詩の朗読。パンフレットに掲載されている、詩だ。ゆっくりとした口調での、ミッチーの声。私は座って聞き終えるつもりであったが、ベイベー達が、席を立つ。隣の友人、「え?ここで立つの?」と疑問符。そりゃ当然だ。私もこれに立つ気は無い。ということで、詩が終わるまで、座っていた。詩が終わると、ステージを閉ざしていた重い緞帳がゆっくり開く。緞帳が開ききると、上空にミッチーの姿を発見。ワイヤーに吊るされた、椅子に座っている。Crazy A GO GO!!」が、1曲目。椅子から、ステージの床に降りる。ミッチーは椅子から立ち上がり、ダンサーを従えての、歌。1曲目から、踊る曲(と言ってもいつもの事かも)。衣装は、白のロングジャケット(刺繍入りだったと思う)、黒のパンツ。「初めましての地」であるからだろうか、心なしか、緊張気味のようにも見える。声の出が、イマイチ悪いかな?と感じた1曲目。間髪いれずに、「三日月姫」。最前列ベイベーの手を取って、お尻を触らせたり、股間を触らせたり。初めてこの行動を間近で見たが、エッチな感じだ。この曲の後、チェホフ登場で、ミッチーのジャケットを取ったかと思う。ジャケットの下は、ゴールドのシャツ。ミッチーはギターを持ち、「その術を僕は知らない」。ギターを弾く姿も、かっこいい。喧太さんと並んで弾く姿も絵になるというか、ロックしているなと思う。そういえば、喧太さんは、早々と顔中汗だらけ。水をぶっかけた様な、汗の出方と言った方が良いかもしれない。

 

最初のMCは3曲演奏後。歌い終わると、後ろを向いて、鏡片手に櫛で御髪を整える。客席に振り向きながら、「ハートの救世士」とか言ったかと思う。櫛を手に持ちながらのトーク。確か、「大人で男らしく見た目は気にせず」なんて言いながらも、御髪を直していたような気もする。今日は髭をそって出てこなかったとも。でも、ミッチーは、髭は3日位そらなくても、平気だとか。前述した「見た目は気にせず」であるが、要するに、「人間はさ、中身なんだよね。中身」ということ。ちなみに、この会場に来ているお客さんは、1000人程度。会場キャパシティの約半分。ミッチーは、「今日はお得だよ。僕の愛を、2倍で受け取る事が出来るんだから」と口にする。なにせ、2階ベイベーも後ろベイベーもない。ひとくくりの半分ベイベー。ミッチーは、「奇跡を起こそう!」とも言う。櫛係ベイベーもここで決定。男子には、「及川」と呼ばせた。ミッチーは、ご満悦。「及川」の声に、隣の友人笑う。ミッチー的には、「和太鼓やりそうな感じだよね」らしく、「及川」の後に、「ドンドンドン」と口にしながら、和太鼓を叩く真似もしていた。ちなみに、ベイベーの役目は、失神だとか(笑)。この会場は、5月に、「毛皮のマリー」でも訪れた所でもあり、マリーの話題についても触れる。「マリーはお客さん一杯いたんだけどな。半分は美輪様ファンって事か〜」とも言っていたミッチー。そうそう、忘れてならないのが、今回のツアーのコンセプト。今回は、「心の扉を叩く」だそうだ。前回は、「ベイベーとの距離を縮める」だったな。メンバー紹介も、この最初のMCで行われた。既に、喧太さんコールがちらほら。ドラムの阿部さんは、「師匠」だとか。ちなみに、「O.K. Death」は訳して、「死んでもいい」だとか。バンド名を言う時に、「ちなみに、文字で書くと…」と説明をし、「Death」と分かる様に正確な発音をしたミッチー(笑)。

 

チェホフが、トランスジェンダーをミッチーに差し出す。このギターといえば、「名器」だ。ツアーパンフに書いてあったが、ギターに付いている二律背反マークは、彫り物だそうだ。「SEXの意味・意味のないSEX」では、ラストで、「まだらないSoul」と歌ったミッチー。「だらしない」と「まざらない」がごちゃまぜ(笑)。チェホフが、シルクハットをミッチーに手渡し、本気っすも帽子を持って登場した、「若さのカタルシス」。後奏では、ベースの宗ちゃん、マジっす、ギター喧太さんのそれぞれの見せ場が有った。ミッチーはその間、ステージを去る。

 

ミッチーは、シャツを着替えて再登場。白いシャツがまぶしい。確か、この時赤いバラを数本持参し、客先に投げていたかと思う。「ここから、どんどん、うそ!マジっすか?という展開になりますよ」の言葉に、沸く客席(といっても、半分しかいないけど)。「僕も28歳(もちろんここで、ベイベー達に突っ込まれる。ミッチーは、「なんだよぉ」と言う)になって思うんだけど、人間は見かけじゃなくて、中身だよ中身。人生を味わい尽くす」と言っていた。また、再登場時、「お兄様〜」の掛け声に反応し、「あ、『お兄様』って良いね。じゃ、みんなで」と、ベイベーにお兄様と言わせ、うっとりする場面も。結構面白かったのが、「今日は4公演目。44公演中の4公演目だから、44分の4。約分すると、11分の1。な〜んだ、あと10公演じゃん(笑)って、それじゃねぇ(笑)」とミッチーが自分に突っ込みを入れた場面。わざわざ約分してしまうところが、スタレビの要さんみたいだなと思った私(笑)。次曲に入る前に伝えたのが、「作品は、皆への手紙みたいなものです」と伝えていた。

 

「理想の愛を歌った」という、「君の中へ」。勿論、お客さん達を座らせてからの演奏。場内の壁面に、光の模様が浮かび上がる。「いつか死別(わかれ)は訪れてしまうから」を「いつか死…」と詞を替えて歌う。「solution」は、静から動へ展開する曲。ミッチーの声が、存分に伸びていた。ようやく、声に調子が出てきたという感じがした。後半スモークが立ちこめる。前のほうの客席もすっぽり、スモークに埋もれる。ミッチーが再びギターを構える。先ほどの空気を一転するかのごとく、「モラリティ」。ロックテイストが非常に強い、「サンクチュアリ」。「心に大切なものはありますか!心に大切な人はいますか!」と、力強く投げかけていた曲だった。銀テープが華やかに打ち上げられた、「天使のうた」。場内が明るくなる所も、この曲に合っている様な気がする。また、CD同様に、マイクの調整を行い、サビの部分の声に変化を付けていた。本編ラストは、「俺ミッチー!」で始まった、「求めすぎてる?僕」。一気に突き進むステージ。「求めすぎてる?僕」でのご当地言葉は、「やきまんじゅう」(有名らしい)。演奏後、笑顔で「バイバイ!」と言って、ステージを去るミッチー。当然、バックメンバーもいなくなるので、アンコールの声が客席から沸く。本編、20:00終了。

 

 

3.愛と哲学の小部屋

 

前回ツアーまでは、「恋と哲学の小部屋」だったが、今回は、「愛」。ふと思えば、何故「愛」になったのか?まあ、内容は変わらない。

 

カーペンターズの「レインボウコネクション」をBGMに、ミッチー登場。というよりも、紫村一郎(ドラマ「恋がしたい恋がしたい恋がしたい」で、ミッチーが演じていた役名)が登場。ドラマ最終回で登場していた、青空急便のつなぎ姿で登場。自己紹介では、「欣也です(舞台「毛皮のマリー」でミッチーが演じていた役名)」と言っていたが、皆に突っ込まれ、「紫村一郎です」と言い直していた。ここで、トラブル発生。どうやら、上手側のスピーカートラブルの模様。突如、ミッチーの声が小さくなる。上手側スピーカーそばにいた私は、「こっちのスピーカーから音が出ていない」と気付いた。後ろベイベー(と言っても真ん中だけど)が、「きこえな〜い!」と言った事で、ミッチーがこの状況に気付く。以前スタレビでもこの類のトラブルがあったが、どうやら、ステージ上ではこのトラブルには気がつかない様だ。ミッチーは、ゆかベイベーのマイクに代えてみるがダメ。上手側スピーカーの裏では、スタッフが慌てふためいている模様。とりあえず、早急に復旧出来、ミッチーは、「おわびに」と言って、「不真面目な女神」をア・カペラで歌ってくれた。1番のみだけだったが、こういう対応が非常に嬉しい。時折、スタッフの声がスピーカーの後ろから聞こえたりもしていたが(笑)。本編に入る前に、お得意のトーク。「やきまんじゅう食べた?」と、ミッチー。群馬には、草津にスキーでよく来ていたとも話す。ミッチーは、「スキーウェアのぴったり感が良いよね。スノボはダボダボしているから嫌い」と言っていた。ミッチーにとって、ウェアは重要らしい(笑)。一通りのお喋りの後、本題。コーナータイトルコールの時、ミッチーはそのままタイトル名を口にしていたが、ベイベーの反応を見て、「あれ?皆でやりたい?」という流れになり、皆でやった、タイトルコール(ミッチーが、「愛と哲学のこ・べ・」迄言い、お客さんが「や」と言う)。チェホフが、質問用紙を入れた箱を抱えて登場。

 

「ユースケサンタマリアさんとスガシカオさんのラジオで、ミッチーの電話番号が変わったのを知らないと、ユースケさんが言ってました。シカオさんは、『俺もこの前きいたよ。教えようか?』と言ってたんですが、ユースケさんは、『本人から聞くまで待つ』と言ってました。ミッチー、ユースケさんに、教えてあげて下さい」という、最初の内容。ミッチーは、「ユースケはさ、前にゲストでステージに出てくれたんだよね。だってさ、向こうが忙しくて連絡途絶えがち(笑)」というようなことを言っていたかな。ちなみに、そのユースケさんがゲスト出演した、ステージを私は見ていた。もう、5年くらい前だろうか…。

 

続いては、「いつも慕っている2人が結婚するので、おめでとうを言って下さい」というもの。この結婚する2人も来ているので、ミッチーは2人をステージに呼んで、「おめでとう」を伝える。勿論握手付き。この握手に便乗しようとした、最前列ベイベーには、「ダメ、ドサクサにまぎれて(笑)」と言っていたな。

 

最後は、「ミッチーさんよ、なんで広い会場なのに、小部屋なんだい?」というもの。この内容に、ミッチーは笑う。「そうだね(笑)。ほら、小部屋の方が、親近感があって良いじゃない?イメージとしてさ」と答えていた。この質問は、なかなか面白かった。コーナー中は、例によって「恋は水色」等がBGMとして流れていた。

 

ミッチーは、つなぎを脱ぎ、ピンクの衣装が現れる。ま、つなぎの下からピンクが見え隠れはしていたんだけど(笑)。

 

 

4.アンコール

 

客席も立ちあがる。ここで聞こえてきたのは、「今夜、桃色クラブで。」。この曲は、タイトルからしてやはりピンクの衣装がぴったりという感じがする。「ミス・アバンチュール」は、どうしても、前回ツアーにいたSAXの公樹さんの動きが頭をかすめてしまう。彼の動きは、インパクト強かったなと改めて思う。「S.D.R」は、勿論ダンス指導付き。本気っすが、指導を行う。最後に、ショッカーのような声を発する様に、ミッチーが指示したら、皆がやった為、ミッチー大笑い。ミッチーは、「ショッカーだ!!」と、喜んでいた。この曲の後、ミッチーはステージを去る。メンバーはステージに残ったまま。ミッチーが、ステージに戻ると、お客さんを座らせる。「僕からの手紙を聴いて下さい」と、ゆっくりとした口調で告げ、「ココロノヤミ」。龍太さんのピアノが、良かった。心を込めて歌われたこの曲の後、緞帳が下りる。「カーテンコールありかな?」と思っていると、聞こえてくる「バラ色の人生」。「お〜こういう手法か!」と思った。お客さんは、歓声と共に立ちあがる。凄く楽しそうに踊るミッチーが、印象的。「不真面目な女神」がBGMとして流れる中、メンバーは一同に会し、お辞儀をする。拍手が、ステージに贈られる。最後にメンバーの名前を告げ、お客さん達もメンバーだと口にしたミッチー。最前列ベイベーが、ミッチーに握手を求めていたので、それにも応じ(「収拾つかなくなるよ」とも言っていたが)、笑顔でステージを去った。そして誰もいなくなったステージに、チェホフが登場し、中央で深々とお辞儀。最後の締めは、チェホフだった。21:10頃終了(だったと思う)。

 

 

5. さいごに

 

ワンマンショーで初の群馬。私のツアー幕開けも、関東3県以外というのも今迄にないが…。お客さんは思ったより少なかった。まあ、こういうこともあるんだなと、素直に思った。さて、友人の反応はといえば、途中気にしてはいたが、やはりなかなかこの雰囲気についてくるのが難しかった模様。いきなり前の席というのは、厳しかったかな。もしかしたら、満員御礼で、もっと客席パワーが「ド〜ン!」とある所だったら、違ったかもしれないが。こればっかりは、なんともいえない。ただし、彼女は、「solution」が気に入ったようだし、雰囲気に入るのは難しかったようだが、曲はかっこいいし、詞も好きと言っていた。帰りには、「聖域〜サンクチュアリ〜」を購入したし。そういった意味では、良かった。

 

ミッチーの表情もよく見ることが出来たし、目の前が喧太さんということもあり、よく喧太さんと、目が合ったような気がする。彼の目は、非常に印象的で、正直目が合うと、ちょっと照れてしまう。目に人を惹きつける力を持っていると、感じた。ミッチーとは、そんなに目が合わなかったと思うけど…。

 

ミッチーは、満面の笑顔だった。お客さんが少なくても、悔いが残らないようにやる。「愛を2倍受け取れる」と言ってしまうところが、ミッチーだ。最初は、なんとなく緊張しているのかな?と感じたが、少しずつ声の出も良くなった。今回のお得な部分は、トラブルがあったからこそ聴けた、「不真面目な女神」。これは、この数少ないお客さんしか体験できなかった内容。ア・カペラで、歌ってくれたこの曲は、やっぱりお得だ。ホーンメンバーがいないのが、ちょっと寂しかったが、回を重ねるごとに、それも薄れてくるかもしれない。バンド感としてのまとまりが、もっと出てくると期待できるメンバーだし。今回は、客席も、メンバー紹介で迎え入れられた。「あ、やっぱりスタレビに似てる」と思った私だが、こうやって、迎え入れてくれるのは嬉しい。元々ミッチーの心の中には、口に出さずとも、そういう思いは有ったと思う。バンド名の「O.K. Death」にちなんで、「O.Kですか?」と何度か口にしての客席とのやり取り。そういえば、どこでだったか忘れたが、「やる気は?」(ミッチー)、「マンマン」(客席)の時、客席の「マンマン」のいつもの振りが揃っているのを見て、「ばっかじゃな〜い(笑)」と口にしたミッチー。ミッチー的に、面白かったようだ。途中で何度か、口から客席に何かを吐き出していたが、後で聞くところによると、どうやらピックらしい。銀色にきらきらしていたように思うが…。ちなみに、喧太さんも、ピックを投げていた。勿論、ミッチーより遠くに飛ぶ。

 

終演後、帰りはこれまた一大事。駐車場から車を出せない状況なので、新幹線にも間に合わなくなる危険が出てきた為、友人の車で駅まで送ってもらうことを断念する。タクシーに切り替え様と思ったが、会場前にタクシーがいないし、時間も経っていることから、駅まで同じ様に向かうベイベーも見当たらない。たまたま、会場前のホテルに迎車で来ていたタクシーがいたので、そのタクシーのドライバーに連絡先を聞き、タクシーを呼ぶことにした(駅まで道も分からないので、これしか方法がない)。連絡を入れると、すぐは無理と言われる。大きな通りに出て、タクシー捕まえた方が良いとの返事。しかもちょっと横柄な対応だったので、「なんだよおい」と思いながら電話を切る。友人に電話してみるも、まだ出られないと言うので、仕方なく大通りに向かう。ちなみにそこからどうすれば、駅に着くのかわからない分、不安一杯。大通り迄行くと、ベイベーらしき2人組発見。この2人に声を掛け、一緒にタクシーを拾うことにする。タクシーをなんとか捕まえた所、同じ状況のベイベーが1名。一緒に乗せて欲しいということで、結局4人でタクシー。困った時はお互い様。最初に声をかけた2人組とは、結局一緒に帰る事に。高崎駅では、このお2人のお知り合いが加わり、4人で新幹線乗車。車内販売で、念願のビールを購入し、ミッチーネタで東京まで過ごした。ちなみに、うち1名は、その先の帰る方向も同じだった為、ほとんど一緒に帰った状態。東京駅構内では知り合いベイベーにも遭遇(同じ新幹線だったらしい。しかも彼女達は、喧太さんとたまたま一緒だったらしい)。

 

色々な出来事があった群馬公演。なかなか、楽しかった。参加する公演数を増やしたくなった(笑)。